これは自分自身への備忘録、また自分自身に強く言い聞かせるための記事です。実際トレードするときは、いろいろな雑念があったり、感情的になったりして、うまくいかないことがほとんどです。
そんな雑念を少しでも減らし、自分自身の手法に基づき、淡々とトレードして、少しでもいいので堅実にプラスになり続けることが大切だと感じています。
背景
2020年ごろ、FXを開始。ある程度プラスになることもあれば、マイナスになることもあるので、ほぼ横ばいの成績が続く。時には、コツコツ稼いだものをドカンとマイナスにするケースが多く、大きくプラスにすることを考えるのではなく、少しでもいいので堅実に、かつプラスになり続けるトレードが必要と考えるようになる。
導き出した手法
以下が導き出した手法になります
- 15分足の3EMA、5EMA、7EMA、10EMAの4本がパーフェクトオーダーになったらエントリー
- パーフェクトオーダーが崩れたら決済
※パーフェクトオーダーとは
移動平均線を使ったチャート分析において、価格の上昇時に現在の価格が最も高く、上から移動平均線の短期線、中期線、長期線の順番で全てのラインが上向きになっている状態
価格の下落時は、その逆で上から長期線、中期線、短期線の順番で全てのラインが下向きになっている状態
簡単に言うと、移動平均線を4つ用いたスキャルピング手法になります。
通常パーフェクトオーダーの移動平均線は、短期、中期、長期EMAの3本線を用いるのが一般的ですが、僕は4本使用するようにしています。
その他、使用しているインジケーター
- OANDA_Multi_MA_PO_Alert
- OANDA_Support_Resistance
- OANDA_Heikinashi_smoothed
- OANDA_RCI
実際のトレード
僕は専業トレーダーではないです。ずっとチャートに張り付いているわけではないので、パーフェクトオーダーになったとき、もしくは、なりそうなとき、を見逃すことがとても多いです。仕事をしながら、傍らでチャートを見ているので、どうしても仕方のないことなんですが、少しでも気づきやすくしてくれるインジケーターが「OANDA_Multi_MA_PO_Alert」になります。
短期、中期、長期の3本線による設定となりますが、パーフェクトオーダーになったら、矢印と音で知らせてくれます。
こちらのチャートのように薄い矢印、濃い矢印で表示してくれます。緑矢印がロングエントリ、赤矢印がショートエントリの目安になります
赤丸で印をつけたパーフェクトオーダーでエントリーができたら、大きなトレンドの波に乗ることができるわけです。
必ずしも矢印が出現したから、やみくもにエントリーしてしまうと逆方向に動いたりして、全く稼げなくなるので、他のインジケーターを参考情報として使用しています。
OANDA_Support_Resistance
チャート上にサポート、レジスタンスとなった水準を描画するインジケーターです。赤がレジスタンス、青がサポートラインです
このインジケーターのいいところは、その水準を抜けると、抜けた方に方向感が出てくることがあったり、また反転する危険性がわかりやすいところです。
例えば、パーフェクトオーダーでサポート、レジスタンスの水準を抜けた場合、その方向にエントリーすれば、トレンドに乗ることができますし、パーフェクトオーダーになったけど、すぐ近くにサポート、レジスタンスラインが迫ってきている場合においては、エントリー見送り、またはエントリーしてすぐ利確する等の判断ができるわけです。
OANDA_Heikinashi_smoothed
移動平均の値を平均足にしたものをチャートに重ねて表示するインジケーターです。移動平均の値を平均足で表示するので、一般的な平均足よりも滑らかな動きとなり、ダマシを軽減しながら、大きな方向性をチェックすることができます。
パーフェクトオーダーの方向性と平均足の方向性が一致しているかどうか、エントリ時の判断に役立ちます。
OANDA_RCI
RCIはRank Correlation Indexの頭文字を取った略語で、日本語では「順位相関指数」と訳されます。
代表的なオシレーター系指標の一つで、相場のトレンドと過熱感を判断するのに使われ、買われすぎや売られすぎを判断できます。
一般的に、RCIは短期、中期、長期の3本のラインを表示し、その水準や位置関係などがトレードの目安とされるので、これもパーフェクトオーダーの方向性と一致しているかどうか、エントリ時の判断に使えます。
まとめ
FXは、いろいろな手法、情報が出回っていて、何を信じればいいのかわからなくなってしまいます。また感情的にエントリーしてしまうと、時には大きく負け越ししてしまいます。
自分なりの理論に基づきトレードすることが一番大切だと思いますが、なんだかんだ、移動平均線を用いる手法というのが一番最強という話です。